あとしぶ日記2019

デザイン会社アトリエ渋谷のブログです。障害者雇用に取り組んでいます。

決して雨に濡れない人とは?五十三次の庄野宿

猛暑、急激に変わるお天気が続いております。

こちらはどんな天候でも優しく守られる人たちの世界。

そこはつねきちの描く時空です。

 

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庄野宿。こちらも同じく三重県鈴鹿市内です。 白雨(はくう)は夕立やにわか雨のこと。 「山下白雨」という北斎の有名な作品がありますが、そちらは変わりやすい山中の気候を富士の位置から描いたもので、こちらはその下界部分ということになるでしょうか。 急な雨風に右往左往する人々の活力溢れる光景です。 実際の広重作品ではもっと激しい雨が描かれていますが、つねきちの模写では緩やかなほどにおさめています。 これは、つねきちが人に雨をあてたくないから。 例え模写とはいえ、少しでも人に攻撃を与える事には抵抗があり、少々こだわりの部分です。 他の雨の絵でも同じような現象が起きていると思います。 にしても雨にけむる鈍色(にびいろ)の雰囲気は出せているかと思います。合羽や笠の黄色も統一され、全体のバランスを整えています。

 

※こちらはつねきちが2017年に描いたものです。

他の五十三次作品が載っている、こちらもご覧ください ↓ ↓ ↓

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